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鑑別の方法
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| 鑑別の重要な検査は屈折率の測定、偏光線の測定、多色性検査、蛍光検査、分光検査、拡大検査があります。 1個 の赤い石を例にしてどの石(仮の可能性として5種類)なのか識別する過程を解説してみます。 |
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| <赤色石について> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| *屈折率の測定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 光線が斜に空気中から別の透明な物質にはいると速度は遅くなり、光線は法線の方向に折れ曲がります。これを光りの屈折といいます。屈折率は物質中での光の曲がる度合いです。屈折率が高いほど法線に近づきます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *偏光線の測定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 偏光器を使い単屈折性か複屈折性かを調べます。1本の光が宝石に入光したとき、そのまま1本で進むか(単屈折性)2本に分かれているか(複屈折性)を観察します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *多色性の検査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 多色性の検査は二色鏡を使います。宝石は見る方向によって色が異なる性質(多色性)をもっているものがあります。二色鏡をあてて覗くと透明石で複屈折性の石は内部に入った光りが2つに分かれるため2つの異なった色が観察できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *蛍光検査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 蛍光器によって長波・短波の紫外線を照射して蛍光があるかどうか調べます。あれば発光色の特徴はどのようなものかにより識別するものです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *分光検査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分光器による検査です。宝石の分光特性を見るもので、その特徴的なスペクトル(光の分散による紫〜赤の配列した色帯)検知によって識別します。宝石が同じ色に見えても着色成分に違いがある場合、その成分によって特有の吸収性を示すからです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *拡大検査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 宝石顕微鏡を使用します。暗視野照明を使い、宝石の内部の微細なインクルージョン(内包物)を観察します。暗視野照明は暗い視野の中で宝石だけが輝いて見える照明法です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||